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革命のエチュード

12の練習曲(エチュード)作品10-12

 12 Etudes Op.10-12

chopin 2010 の画像ロゴ 演奏劇 天才ショパンの話

フレデリック・ショパン生誕200年記念事業

主催 成城ミュージックアカデミー
後援 駐日ポーランド共和国大使館

 

ショパンのピアノ曲が作られた背景を林田尚親の語りと演出で表現

「革命」の真髄に迫る

 革命は12の練習曲集作品10の中の1曲である。ショパンは曲にタイトルはつけていない。
「革命」という名前はこの作品10を献呈されたリストが後につけたものである。

 

 稽古風景より(ショパン役:林田尚親 ジョルジュサンド役:杜原温子 ピアノ:本梨乃)

フレデリック・ショパン画像 Frederic Chopin

ワルシャワ蜂起の時、ショパンは、演奏ツアーでポーランドを離れていたんです。
ツアーに同行していた親友が、蜂起のニュースを聞いて
「ロシア軍と戦う」といいだしました。
ショパンが、「僕も一緒に行く」と言ったら、
友人は「おまえは病弱だからここにいろ、おまえの分まで戦ってくる」といって、
一人でワルシャワに向かいました。
ショパンは、ポーランドの平和を祈りピアノに没頭しました。
そしてしばらくすると、蜂起は挫折したことを知らされました。多くの仲間が殺されました。
ワルシャワの街は破壊されました。そして、ポーランド人の「誇り」まで奪われたのです。
彼は絶望と怒りの中でこの曲をかきました。


(♪ 
革命のエチュード Etude op.10-12 )


「僕も祖国のために戦いたかった。」
心の中に溜まっていたものが、涙となって溢れ出てしまいました。

12の練習曲(エチュード) 作品10 12 Etudes Op.10

 
ショパン楽譜
稽古風景(ショパン役:林田尚親 ジョルジュサンド役:杜原温子 フランツ・リスト役:大澤俊哉)
第1番 op.10-1 ハ長調 C-dur  
第2番 op.10-2 イ短調 a-moll  
第3番 op.10-3 ホ長調 E-dur 「別れの曲」
第4番 op.10-4 嬰ハ短調 cis-moll  
第5番 op.10-5 変ト長調 Ges-dur 「黒鍵」
第6番 op.10-6 変ホ短調 es-moll  
第7番 op.10-7 ハ長調 C-dur  
第8番 op.10-8 ヘ長調 F-dur  
第9番 op.10-9 ヘ短調 f-moll  
第10番op.10-10 変イ長調 As-dur  
第11番op.10-11 変ホ長調 Es-dur  
第12番op.10-12 ハ短調 c-moll 「革命」

僕の不幸は、音楽ができなくなること。

君といるとメロディが雨のように降り注いでくるんだ。

・・・中略・・・

「僕の心臓をワルシャワに持って帰ってほしい。」

 

フレデリック・フランソワ・ショパン
Frédéric François Chopin
1810年3月1日 〜1849年10月17日
ポーランド出身
ショパンの楽曲について

「ピアノ協奏曲第1番、第2番」と「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」など数曲のオーケストラ曲以外はほとんどピアノ独奏曲である。ひたすらピアノ曲を追求したピアノの詩人である。
ピアノ曲の中で最もショパンらしいのはポロネーズとマズルカ。どちらもポーランドの民族舞曲から発展したもの。ポロネーズ、マズルカ以外のピアノ曲には練習曲のエチュード、前奏曲のプレリュード、夜想曲のノクターン、即興曲、変奏曲、ワルツ、スケルツォ、バラード、ソナタ、ロンドなど。日本でも人気が高いのは「英雄ポロネーズ」、12の練習曲Op.10の中の「第3番 ホ長調『別れの歌』、第12番 ハ短調『革命のエチュード』、ハ短調24の前奏曲の中の「第7番 イ長調」「雨だれ」、、舟歌 嬰ヘ長調、小犬のワルツ、ピアノソナタ第2番 変ロ短調『葬送行進曲付き』などである。

 (pdfはこちら)

 

 


こんなショパン、観たことも聴いたこともない!


ジョルジュ・サンドとの恋、リストとの友情、そして祖国ポーランドへの想い・・

これ以上は言えない・・

「ザ!世界仰天ニュース」「人生がかわる一分間の深イイ話」「ゴチになります」のナレーター
林田尚親だからこそ実現

ショパン生誕200年の最後に、成城ミュージックアカデミーが贈る、

 

フレデリック・ショパン生誕200年記念事業

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主催 成城ミュージックアカデミー
後援 駐日ポーランド共和国大使館

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